いきなりですが、私は秋という季節がとても好きです。
蜂は苦手ですが、ハエトリグモを家の中でみかけるようになったり、キンモクセイの香りが何処かからともなくやってきたり。季節の食材も、くり、かぼちゃ、さつまいもと大好きな食材ばかり。
朝晩の冷たい空気が、鼻をつんと通ってゆく感覚も、好きです。
ただ、夏の季節と秋とでは、ごろっと天候が変化します。
その変化に身体が追い付かず身体の症状として出てきます。とくに空気の乾燥で空咳が出たり、のどが乾燥したり、します。非常にやっかいですね。
今回は私と同じく秋は好きだけど乾燥で咳やのどが…という方向けに、秋の養生をshimaよりご紹介させていただきます(^_-)-☆
【東洋医学から学ぶ養生】
秋は肺と大腸の季節といわれています。
この『肺』は乾燥にとても弱いため、夏の猛暑によって身体の『気』にダメージを受けている人は呼吸器系のトラブルにみまわれてしまいます。
とくに気温が低下して空気が乾燥する秋後半にその症状は顕著になるのだとか。
以下、鼻やのどの乾燥に良いとされる養生のご紹介です!
①部屋の掃除
夏に繁殖したダニは、秋になると死骸となります。
これがハウスダストとなり、アレルギー性の喘息発作を招きますので、部屋はこまめに掃除機をかけたり、換気をしたりして清潔を保ちます。
②鼻呼吸をする
鼻の穴には鼻毛・粘膜があります。空気のホコリや細菌など異物を取り除くフィルターの役割。口呼吸ではそれら異物が100%体内に入り込み、結果呼吸器系にダメージを与えてしまいます。
日頃から鼻呼吸を心がけましょう。
③はちみつ湯を飲む
はちみつには空咳を抑える作用があります。
こさじ1/2~1杯をお湯に溶かして飲みましょう♪
④胃腸をととのえる
秋は大腸の季節でもあります。
痰が絡むときは胃腸の調子が弱い時が多いため、
・甘いもの
・脂っこいもの
・冷たいもの
など、控えるようにしましょう。
⑤『正気』(せいき)
『正気』とは、感染症など『外邪』から身体を防衛する『気』のこと。
体力の低下、疲れなどの蓄積により、正気が不足してくると外邪が容易に体内へ入ってきてしまいます。この正気をつよく高めるためには、身体の『気血』(きけつ)が十分にからだにめぐっていることが重要になります。
気血を高めると五臓六腑の働きがよくなり、正気が高まってきます!
いまの生活リズムえを見直し、秋は早寝早起きを心がけ、夏の間に消耗した気血を回復させましょう(*^-^*)
以上!
とくに特別なことはなく、毎日の生活習慣がなにより大切だと、改めて日々の偉大さを感じます。
私は唾液腺を刺激するフェイスマッサージをしたり、お風呂の中で歯茎マッサージをしたり、口の中のケアを夏よりも心がけています。
レッスンでは、ブレスフィーリング・ヒーリングセラピー・リンパデトックスがとくにこの季節におすすめです!
ホットヨガをしながら、是非ご自宅での過ごし方も、大切にしてゆきましょう♪
shima