コラム 2024.01.16

身体をほぐすカギは「肩甲骨」

こんにちは、安城店のasakaです! 

 

本格的に寒さが厳しい時期に突入しましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 

 

今回は寒い時期に特に凝り固まりやすい「肩甲骨」についてご紹介させていただきます。 

 

 

Q.そもそもなぜ寒い時期に肩甲骨が凝り固まってしまうのでしょうか。 

-A.寒くなると肩をすくめたり着衣が増えることで、上半身の動きに制限がかかってしまい、肩回りの血行が悪くなり、肩こりなどの全身の不調を招きやすくなってしまいます。

 

  人には個人個人でさまざまな癖がありますが、例えば、カバンを持ったり、服を着たり、スマートフォンを操作したり…日常生活で意識をしなくても腕を使っている場面は非常に多く、腕を動かすのに必要な筋肉は僧帽筋など17にもおよび、そのすべての筋肉が肩甲骨につながっています。

 

 そもそも肩甲骨は、私たちの背中に羽のような形で位置しています。上下左右に動いていく仕組みであり、長時間のデスクワークや運動不足等のさまざまな原因で動きが抑制されるとその周りの筋肉がこわばり凝り固まってしまいます。また、この凝り固まってしまうことが原因で上半身が血行不良になりがちで、腰痛や代謝不良、さらには逆流性食道炎等のさまざまな身体の不調を引き起こす原因となってしまいます。

 

肩甲骨の凝りを予防するためには、まずは姿勢を立て直し、肩甲骨を本来ある位置に戻す必要があります。ヨガやストレッチで凝り固まった肩甲骨をほぐしつつ、さらに可動域を広げることができるポーズを簡単にご紹介します。

 

 

【ゴムカーサナ(牛面のポーズ)】

 

  1. 両脚を伸ばして座る。左右の坐骨に均等に体重をのせ、腰を立てる
  2. 両手の指先を立て、指の腹を床に
  3. 右膝を立て、左脚の外側に右足を置く
  4. 左膝を曲げて両膝を重ね両手で足先を掴み、かかとをお尻のほうへ引き、足の甲を伸ばす
  5. 左手を頭上に上げて肘を曲げ、背中をタッチし、肘が横に広がらないように肘先を天井方向に向け、胸を引き上げる
  6. 右手を脇腹側から背中へ回し両手の指先を組み、左右の肘先を体の中心に寄せて胸を引き上げ、目線を天井方向に(反対側も同様に行う)

 

※痛みを伴うときは無理に行う必要はありません。

 

このゴムカーサナ、難しいときは背中の後ろで両手でタオルを掴みながら少しずつタオルの距離を縮めていくことで柔軟性アップにもつながり全身がスッキリしますので、興味がある方はぜひチャレンジしながら肩甲骨をほぐしてみてくださいね!

 

 

寒さの厳しい季節のカギとなる部分が肩甲骨です。肩甲骨をほぐし、可動域を広げることで身体全体の不調を緩和してくれる効果があります。また、ホットヨガで身体を温めながら動きを入れていくことでさらに柔軟性も高まり、スッキリとした気分を味わうこともできます。無理をする必要はありませんが、私たちと一緒に毎日少しずつできる範囲で寒さで凝り固まった身体をほぐしていきましょう!

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