コラム 2024.03.20

お彼岸とヨガのお話

3.20 (wed) 春分の日🌸お彼岸ですね。

 

「お彼岸」は、先祖の霊を敬い、お墓参りやお供え物をすることで供養する日を意味します。

日本独自の風習ではありますが、

実はヨガの発祥の地、インドとも縁があるみたいです。

 

 


 

「彼岸」

語源を遡るとサンスクリット語に辿り着きます。

サンスクリット語は古代インドで使われていた言語で、ヨガでも多く使いますよね。

 

サンスクリット語の

波羅蜜多(パータミターもしくはハラミッタ)

が仏教語に訳され、到彼岸(とうひがん)

さらに漢訳されて「彼岸」となりました。

 

 

 

煩悩や迷い・苦しみのある世界「此岸(この世)」から放たれて

悟りの境地(いわゆる極楽浄土)「彼岸(あの世)」へ到達することを表します。

 

昼と夜の長さが等しく、太陽が真東から間西へと一直線に沈む春分・秋分の日は

此岸と彼岸が最も近づく日であり、死者や来世を偲ぶ日としても捉えられます。

また、前後3日の計7日間を「お彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をすることで極楽浄土へ行くことができると考えられていたそうです。

 

彼岸に至るための6つの修行「六波羅蜜」

ヨガの八支則のヤマ・ニヤマや、瞑想の教えにも通ずるものがあるので

ご興味のある方は調べてみてください(^^)

 


 

 

日頃物事に執着しすぎて心身のバランスを崩さないよう、

仏様の教えに耳を傾け

心の垢、煩悩を浄化し整えて再出発する時季だそうですよ🌙

 

yumi

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