コラム 2020.03.01

ヨガの基本『呼吸法』

3月は会社でも年度末。学校でも卒業、学期末の時期。あらゆる面で一区切りのこの時期にヨガを取り入れ、身体と心の環境を整えながら
4月の春は新生活をスタートしましょう。

そして、春から初めてヨガに挑戦する生徒さんもヨガ上級者の生徒さんも一旦基礎の戻ることで、新鮮な気持ちでヨガに向き合うことができますね。

そこで今回はyogaの基本『呼吸法』を紹介していきます。

 

≪代表的な呼吸法の種類≫
ヨガの流派やレッスンの内容により、用いられる呼吸の種類が異なります。

 

●鼻呼吸
名前の通り鼻で呼吸をする方法です。鼻から息を吸い、鼻から長く息を吐きます。【鼻呼吸健康法】という言葉があるように、鼻呼吸をすることで様々なメリットがあります。鼻から息を吸う時に身体を活動的のする交感神経と、鼻から息を吐くときに身体をリラックスさせる副交感神経がともに活性化し、よって自律神経が整います。

 

●腹式呼吸
ヨガの基本となる呼吸の一つです。息を吸う時にお腹を膨らませます。肺を大きく動かすことで、たっぷりと空気を取り入れ、吐き出しましょう。インナーマッスルの強化にも効果が期待できます。

 

●胸式呼吸
息を吸う時に胸を膨らませて呼吸を行います。交感神経に働きかけ、体を動かしやすくする効果があります。集中力を高めやすくなるため、ヨガのレッスン中でも効果的に用いられる呼吸法です。

 

●片鼻呼吸
左右の鼻の穴を交互に手で押さえ、片鼻ずつ呼吸を行います。私たちは、いつも無意識に左右片方の鼻を使い呼吸をしています。意識的に左右交互に呼吸をすることで、体を整える効果が期待できます。

 

●ウジャイ呼吸
アシュタンガヨガという流派で用いられる呼吸としても有名です。喉の奥を細くすることで、呼吸とともに音が生じるようになります。力強く呼吸を繰り返すことで、体を温める効果が期待できます。

 

●カパラバディ
鼻から力強く息を吐くことを繰り返し、リズミカルに呼吸を行います。体の内側を大きく動かすことで血行が改善され、リフレッシュ効果が期待できます。体調に合わせて無理なく行いましょう。

 

 

 

快適な呼吸で毎日穏やかに過ごそう!!
ヨガのレッスンで行われてる呼吸法は、いつも何気なく行っている呼吸に意識を向ける大切な時間でもあります。ヨガの呼吸法には、自律神経を整える効果が期待できます。また、集中力や瞑想を深め、心を穏やかにするためにも役立ちます。ヨガの呼吸を上手に使いながら、日々の暮らしを健やかに保ちましょう。

 

miku

 

PAGE
TOP