『あなたは普段から何秒間吸って、何秒間吐いて、どのくらい次の呼吸との【間】があって、何回それらを今日まで繰り返していますか?』
こんな問いを、する人は居ないかと思います。
いえ、絶対にいないとは言えませんね、漫画などのセリフであるかもしれない…!
さて、shimaは前置きがいつも長くなるので、ここから本日のコラムの趣旨である【呼吸】について、改めてお伝えしたいと思います!
当たり前ですが、ヨガをするときは呼吸メインで、動きます。
その時は、かなり意識を向けられている方が多いと思います。
では、日常はどうでしょうか?
これも当たり前ですが、私たちは呼吸に意識を向けなくても、生きていけます。
むしろ向ける必要がないほど、それは当然の、自然の摂理として、私たちの生命機能として備わっています。
でも、すごくすごく大切なものだということは、刷り込みなのかはわからないけれど確かに体感として私たちは、わかっていますよね。科学的な根拠云々ではなくて、ただ純粋に『大切である』ということを、わかっています。
臓器も同様です。
とてもとても大事なものだとわかっていながら、それらに支えられたうえで、私たちは今日も生きています。
ではなぜ、向ける必要のない呼吸に、わざわざ意識を向けて、ヨガをするのでしょう?
是非一度、立ち止まって考えたり、感じてみていただきたいです。
ヨガをする上で、歴史だったり、流派だったり、そういったヨガへの知識がなくとも、呼吸に意識をむければヨガはできてしまいます。アーサナは手段なので一度おいておきましょう。
まず意識を向ける、とは
呼吸の音を聴き、
呼吸の温度を感じ、
呼吸の深さ、浅さをながめたり…
上記だけではないですし、身体もつながってるので身体からみてもいいかもしれません。
吸う息は、どんな風に身体の中で広がり、膨らむのか。
吐く息は、どんな風に外へ流れて、そのあとの身体はどんな感じがするのか。
レッスンごとに、呼吸調整の時間があると思います。
なぜ、呼吸に意識を向けるのか。なぜ、意識を向けないと成り立たないのか。
そして意識を向けれたあとのご自身を、味わってみましょう。
きっと、マットの上のみならず、
日常をていねいに、もっと大切にしたくなったり。
人にも自分にも、優しくしてあげたくなったり。
たった一時間の出来事が、
次第にご自身の、かけがえのないものたちへと、つながってくる瞬間が
続けていくと、みえてくるかもしれません。
なぜ、呼吸に意識を向けるのか?
正解は呼吸を感じていく中にのみ、
ご自身の中にのみ、存在し、でてくるもの。
ヨガを通してわたし自身も、それを常に感じていたい、と思っています。
それほどすごい知識のあるコラムではありませんでしたが、
みなさまのきっかけになれればと思い、書かせていただきました。
では、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日も呼吸をして、生きていきましょう(*^-^*)
shima