コラム 2022.02.24

あなたの呼吸

『あなたは普段から何秒間吸って、何秒間吐いて、どのくらい次の呼吸との【間】があって、何回それらを今日まで繰り返していますか?』

 

こんな問いを、する人は居ないかと思います。

いえ、絶対にいないとは言えませんね、漫画などのセリフであるかもしれない…!

さて、shimaは前置きがいつも長くなるので、ここから本日のコラムの趣旨である【呼吸】について、改めてお伝えしたいと思います!


 

当たり前ですが、ヨガをするときは呼吸メインで、動きます。

その時は、かなり意識を向けられている方が多いと思います。

 

では、日常はどうでしょうか?

これも当たり前ですが、私たちは呼吸に意識を向けなくても、生きていけます。

むしろ向ける必要がないほど、それは当然の、自然の摂理として、私たちの生命機能として備わっています。

 

でも、すごくすごく大切なものだということは、刷り込みなのかはわからないけれど確かに体感として私たちは、わかっていますよね。科学的な根拠云々ではなくて、ただ純粋に『大切である』ということを、わかっています。

臓器も同様です。

とてもとても大事なものだとわかっていながら、それらに支えられたうえで、私たちは今日も生きています。

 

ではなぜ、向ける必要のない呼吸に、わざわざ意識を向けて、ヨガをするのでしょう?

是非一度、立ち止まって考えたり、感じてみていただきたいです。

 

ヨガをする上で、歴史だったり、流派だったり、そういったヨガへの知識がなくとも、呼吸に意識をむければヨガはできてしまいます。アーサナは手段なので一度おいておきましょう。

 

まず意識を向ける、とは

 

呼吸の音を聴き、

呼吸の温度を感じ、

呼吸の深さ、浅さをながめたり…

 

上記だけではないですし、身体もつながってるので身体からみてもいいかもしれません。

 

吸う息は、どんな風に身体の中で広がり、膨らむのか。

吐く息は、どんな風に外へ流れて、そのあとの身体はどんな感じがするのか。

 

レッスンごとに、呼吸調整の時間があると思います。

なぜ、呼吸に意識を向けるのか。なぜ、意識を向けないと成り立たないのか。

そして意識を向けれたあとのご自身を、味わってみましょう。

 

きっと、マットの上のみならず、

日常をていねいに、もっと大切にしたくなったり。

人にも自分にも、優しくしてあげたくなったり。

 

たった一時間の出来事が、

次第にご自身の、かけがえのないものたちへと、つながってくる瞬間が

続けていくと、みえてくるかもしれません。

 

なぜ、呼吸に意識を向けるのか?

正解は呼吸を感じていく中にのみ、

ご自身の中にのみ、存在し、でてくるもの。

 

ヨガを通してわたし自身も、それを常に感じていたい、と思っています。


 

それほどすごい知識のあるコラムではありませんでしたが、

みなさまのきっかけになれればと思い、書かせていただきました。

 

では、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

今日も呼吸をして、生きていきましょう(*^-^*)

 

shima

 

 

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