みなさんは“アパリグラハ”という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ヨガ哲学で「あらゆることに執着しない」という意味を持ちます。
新年度をすっきりとした気持ちで迎えるために、今日は心のヨガについて考えてみましょう。
不必要なものや考え方を手放す3つのヒント
1. 「断捨離」をしてみる.
まずは身の回りの物質的なものに目を向けてみてください。心がざわついているときは部屋が散らかっているという経験はないでしょうか?
部屋の状態は心の状態を反映します。物が多すぎて片付かないような状態であれば、それは余計なことを心にもとどめておく原因になっていることも。
一度立ち止まって、本当に必要なものかどうか考えてみましょう。例えば洋服でいうと、去年着なかったなどは今年も着ない可能性が高いです。また着るかも…という気持ちと共に処分してしまいましょう。
2. 先入観を手放してみる
新年度は新しい挑戦をする方も多いと思います。そんなときに古い考えや、凝り固まった考えがあると新しい考えが入ってくるスペースが確保できません。
「こうなるはず」という思いは余計な期待や執着を生みます。せっかくの新しい自分を発見できるチャンスを不意にしてしまう可能性も。今までの経験から得た常識や価値観も大切なので、とりあえず今は横に置いておきましょう。まっさらな気持ちを用意して新しいことにチャレンジしてみてください。
3. 自分を客観視してみる
生きているとうまくいかないことばかりだと感じる場面もあるかもしれません。そんなときは視野が狭くなっているかもしれません。三大喜劇王の一人と呼ばれるチャーリー・チャップリンに名言にこんなものがあります。「人生は近くでみると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」。
自分を縛っている思いを一度手放して、自分を他人を見るのと同じ目線で見てみてください。実は簡単なことが自分を縛っていたことに気が付くかもしれません。
いかがでしょうか?
新年度、不安や期待でいろんな気持ちが渦巻いていることかと思います。
普段スタジオで行っている身体のヨガに加えて心のヨガも実践して、気持ちよく新たなスタートが切れますように、スタッフ一同みなさまを応援しています♪
aya