コラム 2019.01.29

怒りの種に水をやらないで!

みなさんは毎日生活していく中で、

どうしてもイライラしてしまったり

抑えられない怒りの感情が出てきてしまい、最後には自分や他人を傷つけてしまうことはありませんか?

最近読んだ本でベトナム人の禅僧の

ティクナットハンさんの『怒りの炎を沈める方法』について書かれた文書の中で

ヨガにも通ずることがあったので

ご紹介します♪

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『私たちはみんな、意識の奥底に怒りの種を持っている。でも人によっては、これまでに怒りに対処する実践をしてこなかったために、怒りの種に水をやりすぎてしまっていたのかもしれません。』

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というフレーズがありました。

それを読んで私もそういえば無意識的に、

また反応的に何かあった時に

自分の中で怒りの感情に水をやり過ぎて

(を膨らませ過ぎて)

気分や行動がコントロールできなくなっていたり他人を傷つけたのではと反省すべき言動をとったことも

あるかもと思いました。

*

怒りに対処する実践とは、

気づきのエネルギーを養うこと。

まずは怒りが出てきても、

何も言わず何もしない、反応しない。

自分自身に戻りゆっくり息を吸って、吐く。

そうすると、苦しいことや悲しいことの

原因は、自分以外のものではなくて自分の中にある怒りの種が原因である

とわかるようです。

その結果、環境や他人を責めなくなります。

*

気づきのエネルギーを養うことは、深呼吸をすることだけでなく、ヨガをしたり、お風呂にゆっくり浸かったり、友達と話したり、

自分に向き合う時間であれば、

他にも沢山あると思います。

*

きちんと正しく怒る時は怒る、

これも大切です。

ただ日頃から気づきの習慣を深めていくことで怒りの炎を燃やさずに済むこともあるかもしれません。

*

ヨガの練習中も同じこと。

身体が硬かったり、思うように動かないと

何故?できないの!?

と怒りや責めの気持ちを膨らませたり、

落ち込んだりすることも、反応的になってしまえばすぐに起こりうることです。

*

落ち着いて、今日の自分自身の呼吸を感じて

皆さんにとってその日のご自身を

ご機嫌にさせてあげられるためのツールとしてヨガがありますように♡

*

♡Yurina

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