コラム 2020.08.28

夏こそ入浴!今こそゆっくりお風呂に入ろう★

一歩外に出れば猛暑で大汗、
しかし通勤電車やオフィスでは
強い冷房で体が冷えてしまう……。

 

そんな夏でも体調を健やかに保つサポートを
してくれるのが入浴です。
暑い夏はシャワーを浴びるだけで
湯船にはつからないという人も
多いのではないでしょうか?
湯船につかること=入浴には、
シャワーだけでは得られない
多くのメリットがあります。

 

〜お風呂に入ることのメリット〜

 

①血流改善
体が温まることで血管が拡張し、血流が改善。
全身に血液が行き渡り、新陳代謝もアップ。
また、温めることで神経の過敏性を抑えられる場合もあり、神経痛など慢性的な痛みを和らげたり、
筋肉の収縮による肩こりをほぐしたりする
効果が期待できます。ただし、片頭痛がある時や
ぶつけたばかりの打撲の時は避けましょう。
②むくみの改善
湯船につかると体に水圧がかかり、
体の表面はもちろん、皮膚の下の血管などにまで
圧力が加わります。その圧力によって手足などの末端
にたまった血液が心臓へと押し戻され、
血流やリンパの流れを改善します。
③リラックス効果、緊張から解放される
心身で感じるストレスや緊張をほぐし、身体本来のもつリズムの回復を目指せます。また水中では「浮力」によって体重が10分の1程度になります。重力から解放され、体が軽くなることで、関節や筋肉の緊張が緩み、リラックス効果が期待できます。

 

季節にかかわらず、
疲れを取るための入浴法としてのお勧め!!
①お湯の温度は40度前後に15分程度の全身浴

たっぷりのお湯で鎖骨まで浸かりましょう。
15分ほど経つと額と手の甲からじわじわ
汗が出てきます。これが身体が温まったサインです。

なお、心臓や血管、呼吸器に疾患がある場合は、
少しでも息苦しさを感じたら湯船から出て
休むようにしてください。

 
②気温が高い時は寝る1〜2時間前にお風呂から上がる

お風呂でしっかりと体温を上げて、下がりつつあるタイミングで眠りにつくことがポイント。
入浴直後の就寝は避けましょう。
また入浴から2時間以上空いてしまうと、身体が冷えて上手く眠れなくなってしまうことも…
早い時間の入浴を避けるか、早く入ってしまった場合は寝る直前に手足を温めると◎

 

 

忙しくてなかなか湯船に浸かれない日もあるかと思います。
寝る前のシャワー浴やちゃぷんと浸かるなど
「さくっと入浴」のときは、入浴後、すみやかにベッドへ。身体を冷やさないようにしましょう。
シャワー浴の際は熱めのお湯で「足湯」をしながら
浴びたり、シャワーヘッドに背を向けて首の付け根あたりにお湯を当てるのもおすすめです。

 

 

 

「夏はもう少しぬるめのお湯につかりたい」
と思う人も少なくないかもしれません。
その場合は、体温よりやや高めの
38度前後のお湯にゆっくり20分程度つかると良いでしょう。
その際におすすめしたいのが、
泡が出る「炭酸ガス系」の入浴剤です。
炭酸ガスには血管を拡張させ、血流量を増やす作用があるため、お湯の温度が低くても効率よく血流を改善する効果が期待できます。

 

夏の入浴では脱水症状に陥ったり、
浴室で熱中症を起こしたりしないよう気をつけることも重要です。
脱水症状の予防には、入浴する前にしっかり水分補給をしておくことが大切です。
1回の入浴で約800ml脱水することから、コップ1~2杯分(150~300ml)の水分を摂ってから入浴しましょう。
入浴後も必ず水分補給をしてください。入浴して大量の汗をかくと、水分とともにミネラル分も失われます。糖分やカフェインを含まないノンカフェインのものがお勧めです。

 
浴室での熱中症のリスクは、浴室内の湿度や温度が上昇することで高まります。
窓があるなら少し開けて空気を入れ替える、換気扇があるなら入浴中も回すなどの対策をとりましょう。
湯船につかっていると自分が熱中症になりかけていることに気付きにくい点も要注意。

なんとなく頭がぼーっとしてきたり、眠気を感じたりしてきたときには軽い熱中症にかかっている可能性があります。
こうしたサインに気が付いたらすぐに浴室から出て水分を補給し、身体を休めましょう。
汗をかくことが多い季節こそ、シャワーだけで済ませず、入浴する習慣を身に付けましょう!
特に「お風呂」と「睡眠」は見直しがしやすく、
ストレス対策にもおすすめの生活習慣。

 

 
過去に「睡眠」のコラムも記載しています。

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良質な睡眠で疲労回復★


お風呂の時間も大切に、
身体を労ってあげて下さいね★
miki

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